中国はここまでして「個人情報」を得ている 日本人が知らないデジタル監視社会の実態
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絶対権力を握り、「第二の毛沢東」への道をひた走る習近平国家主席。盤石の権力を補強する手段が、デジタル監視制度だ。顔認証技術の利用、ソーシャル・ネットワーキング・サービスの監視により、共産党の脅威となる人物は徹底的にマークされる。
サイバー部隊を使った情報工作の網はいまやアジア全域に及び、習氏は「デジタル中華皇帝」として君臨している。デジタル全体主義の闇を中国ウォッチャー宮崎正弘氏が新著『AI監視社会・中国の恐怖』から明かす。
ビッグデータが国民を見張る
2018年4月に、乗り換えのためビエンチャンから北京空港に着いたときに驚かされた。トランジットだけの旅行者にも顔面カメラを当てて、デジタルで記録しているではないか。
2018年中に顔認証カメラは5700万台が出荷される予測だが、このうちの60%が中国に需要がある。中国製にはAIが搭載され、おびただしい顔のなかから本人かどうかを瞬時に探り出す技術が採用され、無人コンビニでの盗難も交通違反も、たちどころに誰が犯人かを割り出すというシロモノだ。日本では大阪・富田林の警察署から逃亡した犯人が48日間もつかまらなかったが、このような不首尾は中国ではありえない。
通常、どの国でも空港で手荷物のセキュリティ・チェックはするけれども、乗り換え客の写真まで撮るのはほかにアメリカとイスラエルくらいだろう。
10年前まで北京、上海などで特派員と会うときは尾行を気にした。逆に尾行をまくとマークされるので、知らん顔をしている日本人記者が多かった。電話での会話も、たとえば江沢民を指すときは「黒メガネの叔父さん」などと暗喩的な記号で交わした。盗聴されていたからである。それが近年、尾行がなくなった。特派員たちの持っている携帯電話の移動先がGPSで把握できるからだ。宇宙に浮かぶ偵察衛星とGPSがつながっている。
いまや中国はビッグデータで国民一人ひとりの生活を監視し、たとえばクレジットカードの記録から当該人物が何を買って、どういう趣味があり、常連レストランまで把握する。カラオケや風俗店、ラブホの利用歴まで掌握されている。
そして近年、顔面認識用の精密な防犯カメラが全土津々浦々に設営され、人権活動家や民主弁護士、外国要人の行き先、会った相手の特定まで行っている。
「中国のビッグデータは国民を見張っている」と「デジタル・レーニン主義」の名付け親であるハイルマン(ドイツの社会学者)が言った。「もはや中国の監視体制は『オーウェルの世界』を超えた」と。
中国の交通警官のサングラスは顔識別装置を内蔵している。なぜなら中国の顔面記憶データと、どこにでも張り巡らされた監視カメラによって、手配された被疑者がおよそ6、7分で拘束されるシステムが完成しており、交通警官のサングラスに連結しているからである。
ましてドローンの生産量は世界一を誇り、スパコンも演算速度で世界一、5G開発でも世界の最先端を走り、次世代の量子コンピュータの開発でも世界一の座を狙って大規模な開発研究センターを安徽省に建設中だ。
日本やアメリカの個人データも中国に…
「あの国からアメリカに来る学生は全員がスパイだ」と、トランプ大統領は私的な夕食会で思わずホンネを漏らした。
2018年8月8日、ニュージャージー州にあるトランプのゴルフクラブで私的な夕食会が開かれ、メラニア夫人、イバンカ夫妻、クドロー国家経済会議委員長らが出席した。この私的な夕食会に13人が招待された。主にトランプと長い友人関係にある財界人、ペプシ、ボーイング、ジョンソン・エンド・ジョンソン、クライスラー、アーンスト・アンド・ヤング(会計事務所最大手)など錚々たる大企業の幹部らである。「あの国」の名指しはなかったが、誰が聞いてもどの国かは明らかだろう。他方、中国は日本からの情報取得に余念がない。
日本のマイナンバーのデータが中国に流れた。下請け業者が、孫請けの中国人の会社に発注したからだ。全米の連邦職員の名簿やデータは2年前に中国のハッカーに盗まれている。
2018年8月、ボルトン大統領補佐官は「オバマ政権下の2015年に米国連邦職員2200万人分の個人データが中国に盗まれた」と発言した。
北朝鮮のハッカー部隊は、中国遼寧省の丹東と瀋陽のホテルに陣取って世界中にランサムウェアを仕掛け、身代金をビットコインで要求している。
よく考えてみると、北朝鮮の部隊にハイテクを教えたのは中国軍である。なぜなら2つの都市は北部戦区(旧「瀋陽軍区」)の拠点である。丹東から瀋陽まで列車に何回か乗ったことがあるが、すれ違った列車のことごとくが軍用で、なかには戦車を積んでいた貨物車があった。
ザ・タイムズ・オブ・インディア紙(2018年3月21日)が報じた。「中国は『ハイテク全体主義時代』に突入した。公安がつけるサングラスには、手配中の被疑者データと合致する人物と出くわすと職務尋問、逮捕拘束がすぐさま可能なテクノロジーが内部に仕掛けられている」。
「民主主義」「習近平」などと検索するだけで
SNSへの監視もさらに厳重になった。2015年以来、すでに1万3000のウェブサイトが閉鎖された。「民主主義」「法治」「習近平」「自由」などと打ち込むだけで、通信記録が残り、公安にマークされるシステムがすでに完了している。さすが国防費より国内治安対策費のほうが巨額という全体主義国家=中国だけに、国民を監視下に置くことは統治に欠かせない必須絶対の条件である。
ジョージ・オーウェルが鋭く予言的に描いた全体主義国家の情報管理と国民監視のシステムは、世界的な話題作となった『1984』に詳しい。「ビッグ・ブラザー」という正体不明の支配者の登場である。
西側は、デジタルエコノミーで社会システムの迅速化、効率化、そして金融制度の改善を目標としてきた。ところが中国の動機は最初から異なっていた。ビッグデータを中国共産党の支配のために活用する用途だけを最初から必死で追い求め、開発してきたのだ。
ロボットの開発にしても、中国の動機はまったく異なる。
産業ロボット、とりわけ半導体製造装置や自動車の製造工程での塗装、組み立てなど分野別ロボットでは、いまだに日本からの輸入に頼っている中国だが、次世代のAI搭載軍事ロボットの研究開発は、凄まじい加速度を伴ってきた。
なにしろ政府の補助金がふんだんに付いており、不足するエンジニアはアメリカのシリコンバレーでかき集めている。アリババも百度もテンセントも、シリコンバレーでAIロボット研究開発ラボを立ち上げ、優秀な学生、新卒をアメリカ人をターゲットに設定してリクルートしているのだ。
中国における介護ロボットはすでに672の介護学校で教育現場に投入され、結構な人気を博しているという(「アジア・タイムズ・オンライン」2018年8月13日)。「キイコ(Keeko)」という愛称のロボットは日本の愛玩ロボットのパクリと思われるが、教師の補助ができるレベルに達したという。
AI開発が世界的覇権を目指す中心に
清華大学がまとめた『2018年 中国のAIロボット報告』によれば、2017年に35億ドル規模だったAI市場が2018年に倍増する、という予測が出ている。世界全体で51億ドルのAI市場の規模は、2023年に173億ドルに成長する。とくに2013年から2018年までの累計で、中国は世界市場の60%を寡占するまでになった。
政府の補助金が付くと聞いて、雨後の筍のごとく北京の中関村に誕生したAI企業はじつに4000社に及ぶ。2018年1月には中国政府が121億ドルを投下し、北京郊外に新しくAI研究センター特別区を設置するなど、その凄まじい意欲を目撃すると、アメリカの焦燥がよく理解できる。
習近平が世界的覇権を目標とした標語「MADE IN CHINA 2025」プロジェクトの中核は、予算配分から推定してこのAI開発にある。
ロボットがAIを搭載し、GPSと連結して機動力を発揮し、最先端機能を備えてレーダー誘導という整合性を得たものが完成するとなれば、まさに中国が「軍事ロボット」を世界に先駆けて誕生させることになる。
アメリカの専門家には「極端な一時的現象にすぎず、風力発電ブーム、太陽光パネルブームが補助金打ち切りと同時に去ったように、脅威視する必要はない。中国の技術は日米の水準に10年の後れを取っている」という楽観論もあるが……。
(Source: getnews.jp)
“強面の社長が教えてくれた人たらしテク”—
「飲み会不要」
付き合いが大切だと言う人間とは距離を置け。懇親会も出来るだけやんわりと断れ。人間関係は大切だが、賢い人間は皆が飲みに行く時間に不労所得を作る。
「成功者と失敗者の話しは聞くな」
すでに成功している人間や、うだつのあがらない人間の話はどうでも良い。それより頑張り屋さんに近づけ。実は頑張り屋さんに近づくと誰よりも「運」を吸収出来る。
「テレビ好き」
従業員を雇うなら、テレビ好きな人を雇え。どうにでもなる。お前が相当馬鹿でも、馬鹿だとばれない。
「見栄をはるな」
ロレックスや高級車を買っても他人に話したり、高級車で取引先へ行ったりするなよ。「もっと、俺にかまってくれ、俺すげーだろ?」と言っているようなものだ。賢い奴は燃費の良い車に乗るんだ。海外で社長がベンツに乗るのは費用対効果が高いからだ。
「忙しいとか言うな」
良く忙しい、時間が無いと言う奴がいるが、「もっと、俺にかまってくれ、俺人気者でしょ?」と言っているようなものだ。逆に非効率な奴だと思われているぞ。本当に忙しかったら今頃病院にいる。忙しいと言う暇もないはずだ。
「嫌いな人の噂を立てない」
自分の貴重な時間を、噂の為に嫌いな人に与えてあげる必要はない。しかし、もし好きな人がいたら「良い噂」を立ててあげろ。他人を介して入った情報は効果倍増だ。
「対応の逆転」
自分よりも立場が低いと感じた人に対しては、謙虚に親切に腰を低くして接する。あなたより立場がはるかに高く、皆がびびっている人に対しては、友達と話す感覚で。タメ口も場合によって織り交ぜる。両者ともお前を覚えてくれる。
「ゆっくり短く話す」
相手に分かりやすく伝える為ではない。上げ足を取られないように考えながら交渉する為。
「無理な要求」
交渉のはじめに無理なお願いである事を告げる。これによってこちらが、がんがんと要求出来るようになる。
「あいまい」
つもりや思うといったあいまいな言葉を使わない。言葉尻を取られるとスムーズに話が進まない。どちらかというと相手に使わせて「思うってどういう事だ?」とたたみかける。感情的になっても駄目だ。但し話した内容は一語一句覚えておけ。自分で話す内容も単語も全て辞書で調べて事前に把握しておけ。
「口角を上げなくても良い」
人によっては口角を上げている人間を不快に感じる人もいる。それより口を開けて笑え。口を開けて笑わないのはまだ心を開いてない。接客業なら口角を上げて良いが、俺は接客をする側(従業員)ではないので口角はどうでも良い。
「話し方」
話す時に口に手を持っていくな。何かやましい事があるか、嘘言っていると思う人もいるぞ。話に自信があったら顔周辺に手は近づかないはずだ。
「罪悪感を感じない」
悪い事をする必要はないが、良い事だけやろうとすると何も出来なくなる。この世の善悪は人によって違う。「負い目の無さ」を持って行動出来るのが一番良い。
「webの世界は成果が出るまでの潜伏期間が長い」
毎日面倒な事を1年続けてみる。99%の人間は面白いように途中で挫折する。「意味が無い」と思い辞めていくからだ。これでライバルが大幅に減る。毎日3年続けてみる。その市場は少しだけお前の好きに出来るようになる。10年後、お前を馬鹿にしていた人間が頭を下げて戻ってくる。
「リスク分散」
事業は複数所有しておくべき。何カ月働かなくても自動でお前の口座に入金がある状態を複数所有しておけ。つまり収入源を何個も持っておけ。収入源が一つだけしかないとか話にならんよ。
「国内に固執するな」
いつ国内から脱出しても収益を途絶えさせない仕組みを作っておけ。嫌な言い方だが、日本からいつでも脱出出来る準備をしておく。
「雇われなら収入0と考えろ」
もし雇われなら、給料0円と考えておけ。プライベートな時間全てを収入源作りにあてろ。帰宅後のテレビや無駄なおしゃべり、買い物はお前の従業員や、消費者にやってもらえ。だがお前が人を雇う立場なら絶対するな。
「役に立つ物を意識するな」
役に立つ物って自分で分かるわけないだろ?他人が決めるんだから。それより「誰もここまで徹底してやっていないだろう」という物を作れ。
「時給」
時間で仕事を計算するな。日本だけだろ、そんなの。一瞬一瞬で仕事を考える。「瞬給」で考える。
「大声」
声が大きくうざい奴には、そいつより「大声」で話せ。いつのまにか相手の声は「普通」になっている。
「無表情」
普段は無表情でいろ。ここぞという時に顔をくしゃくしゃにして笑え。いつもへらへら笑っている奴よりよっぽど信用してくれるぞ。
「口下手を演じる」
言葉が流暢で口が達者なのは一番信用できない。口下手だと何故か物が売れたりする場合が多い。
「言葉で信用させるな」
何か一つでも何年でも毎日継続していれば勝手に信用される。信頼される為のテクニックや努力などいらない。
「好かれようとするな」
媚を売っていると簡単に見抜かれる。人に好かれる為なら何でもするのか?決断も人任せか?実は八方美人が一番嫌われる。それより人を好きになれ。
「オーバーに共感する」
他人の喜びをそいつ以上に喜ぶフリをしろ。オーバーにやれば、その場はとにかく面白い空気になる。そのうち他人の幸福を素直に喜べるようになる。
「マイナス思考人間を遠ざける」
マイナス思考は確実に感染する。運を上げるコツはマイナス思考人間に近づかない事。マイナス発言には「沈黙」で応戦!
「愚痴を聞き流す」
愚痴は不幸を引き寄せる。自分の愚痴だけなら注意しておけば防げるが、一番厄介なのが、他人が愚痴を言いだす事。指摘すると火に油なので「まぁ、そうだね」と聞き流せ。
「他人の悪口」
他人の悪口を言う奴は、気付かずに「自分の弱点」を話している場合が多い。他人の悪口を賢い人に言うと、お前の弱点がばれてしまうぞ。
「挨拶に先手あり」
先に相手から挨拶をされると、相手に合わせる形になる。先手を取って自分から挨拶をしてやれ。これで主導権はお前のものだ。
「とりあえず動く」
動いた結果何もなかったとしても気にするな。でも動かないと確実に何もない。
「毎日続ける特権」
継続は一流のスポーツ選手や成功者だけの特権ではない。実は誰にでも権利がある。こんなお得な権利はそうそうない。
「テレビをちょっと我慢する」
テレビを見る事を辞めれば、その空いた時間がお前の時間になる。その空いた時間で生産的な事が出来ればさらに人生がお得に!
「少し早く」
約束の時間や出社時間より少し早めに目的地へ到着すると、その時間と空間をあなたが独占出来る。「まだ相手は来ないのか?」と怒るな。遅刻者には沈黙で対応すれば、主導権を取れる場合もある。
「話を聞く」
自分から会話のネタを考えずに済む。エネルギー消費も少なくなるし、相手からも好印象。但し話の内容と言葉は覚えておけ。それが相手の弱点になる時がある。
「メモを取る」
一生懸命記憶する必要が無くなる。さらに話す相手も悪い気がしない。
「名前は家族ごと覚える」
相手の名前はもとより、兄弟、両親、友達、ペットの名前など会話で出現した名前は全て覚えておく。確実にお前をいつまでも覚えてくれる。
「沈黙する」
これほど相手の感情を揺らし、主導権を取れる方法はない。沈黙に耐えきれずノウハウをポロリと話す人もいる。実はおしゃべり程損する事はない。タイミングを見極めて有効に使うべし。
「尊敬出来ない人に対するお辞儀」
なにも尊敬出来ない人の為に頭を下げる必要はないが、一応頭は下げる癖をつけておけ。一見相手にお辞儀をしているように見せかけておきつつ、心で自分に頭を下げる。頭は自分に対して下げるもんだ。
「親切を受けた時にすいませんと言わない」
なんで悪くないのにあやまる必要があるのか?代わりに「ありがとう」と言い放て!
「相手の話」
相手のつまらない話に対して討論する必要無し。「そうですね!なるほど!」と共感し満足させてろ。そうすれば退屈な話も終わる。
「他人が見てない所でこっそり掃除や良い事などをする。」
他人から褒められて、無駄に照れてしまったり、会話の切り返しを考えたりする必要がなくなる。
「思い切りやれ」
中途半端は二度手間になる。思い切りの良さは非常に効率的だ。
「短く分かり易く伝える」
要領が悪い奴ほど書籍から得たような難しい言葉と専門用語を使い、長く話す。要点だけ噛み砕いて伝えれないんだ。戦場だったら部下を沢山死なせるタイプだな。お前はそうならないように「小学生にも伝わるように」話せ。
「体型にも気を使え」
顔に性格、体に生活が出るというが、太っている=自己管理出来ないと思われてるぞ。ダイエットは気の持ちようだ。
「老いた人と話せ」
時にお前が想像も出来ないような助言をしてくれる。
「孤独を恐れるな」
孤独が怖くなくなった時から、お前の人生はお前の物になりだす。本当の友達や大切な人は何年連絡をとってなくても、お前に対する態度は変わらない。
「理屈」
理屈やリスクを考えると他人に出し抜かれるぞ。動いてしまった後でどうするか考えろ。言っておいた事をやらない、考えて行動が遅くなるのはもはや「犯罪」だぞ。
「功績」
結果を待つ奴程、功績なんか無い。結果が出るまで待てない奴だから。出来る奴はそんな事忘れて、今やらなければならない事を地道に頑張っている。
「お墓参り」
強運になりたくば、先祖の墓参りに行け。お前を助けたがっている。
「健康」
健康になりたくば、風呂に入っている時に自分の体に触れながら「いつもありがとう」と感謝しろ。体も意思を持っているぞ。
「両親の不仲」
親の不仲は子供には解決出来ない。お前に出来る事は早く自立する事だ。両親の心配よりもお前自身を心配しろ。幸せになって恩返しだ。不仲は「神様が解決してくれる」と信じていれば良い。
「貧困、殺伐」
そういった映像やニュースを一切見るな。頭に残った映像は潜在意識に浸透する。裕福や癒し映像や写真でも見ておけ。
「ため息」
絶対にため息はつくな。間違いなくお前にマイナスイメージが集まってくるぞ。悪霊を呼び寄せているようなもんだな。それ以前に相手に失礼極まりないけど。ため息をしたくなったら周囲に聞こえないように、30秒位かけて長く息を吐いてみろ。結構落ち着くから。まぁ、瞑想みたいなもんだ。
(Source: commte.net)
“もてるよねえと女たちは言う。可愛いものねえと私も言う。そんなことないですよおと彼女はこたえる。その回答はありふれているのにとても愛らしく、ちょうどいいタイミングで、ちょうどいい視線とともに発せられる。私は感心して、それから、言う。ねえ、もう会社辞めるんだし、いま利害関係のある人は残っていないでしょう。もてる秘訣でも教えて頂戴よ。なにしろ今日は女子送別会。あなたが女性ばかりで行きたいと言ったときにはちょっとびっくりしたけど、まあ、わかるよ、あなたはもてるから、退職ともなると男どもがいつにもましてうるさくて、そしてあなたがうるさくしてほしい人はうちの会社にはもういないってことだよね。 彼女はうふふと笑う。ワイン、もう一本、ボトルで取っちゃおうか、と私はけしかける。いいですよ、私は先輩だから、リストのこのあたりまでならご馳走できますよ。彼女は絶妙なタイミングで顔の前に手をあげてそれを動かし、否定とも肯定ともつかないしぐさをした。じゃあ次のワインはこれでー。まったく退職のない別の後輩がリストを指さして宣言し、私たちはみんなで笑う。 そこまでがたぶん一連の芝居なのだ、と私は思う。芝居というほど意図に満ちてはいないのだろうけれども、あうんの呼吸でそれぞれの役割を果たす、彼女たちのおなじみのやりとり。場をつかむことに長けて、指示することなく誰かに何かを言わせて、そうしてなんとなくいい気分にさせる。彼女は、そういう人だ。だからもてるのだと、私は思っていた。いくら私がぼんやりした人間だからといって容姿や仕草が愛らしいだけで飛び抜けて異性の人気を獲得するなんて思っていない。人間は、中身だ。正確には、他者に提供する「この人間の中身である性格や感情」を示す表現だ。外見なんて試験でいえば脚切りにすぎない。好意を持つ人間の量を稼ぐには、圧倒的な造形美はむしろ不利にさえなる。適度に整い、適度に時流を押さえ、路線が自分と大幅に異なるものではない。そのような条件をおおむね満たしている相手なら、なにしろ「中身」が重要なのだ。 マキノさん、わたしがそれを解説できる程度には作為をもってやってるってわかってるからそう言うんでしょ。彼女はそう指摘し、さっきよりすこしだけふてぶてしい仕草でグラスをかたむける。そうだよと私はこたえる。あなたが比較的親しい女ばかりの場をリクエストしたんだから、たまにはモテ服を脱いで話しても楽しいんじゃないかしら、という提案ですよ。彼女はやはりいつもよりすこしだけ力強い笑いを笑って、それから、マキノさん、後悔しますよ、と言った。瞳孔が一瞬にして鏡のようにきらめき、同じくらいすばやく、暗い穴になった。 好きっていろいろあるんですけど、たとえばマキノさんは、純情可憐な十二歳みたいなところがあるから、尊敬できる人とか、好きでしょう。そうして自分にも敬意をもってほしいなんて思ってるでしょう。あのね、それ、いちばんもてないんですよ。 多くの男たちが女に求めるもっとも大きなものはね、差別して、それを許されることです。気持ちよく当然のように、ときにお膳立てして円滑に、差別させてくれてくれる女。あ、マキノさん、そんな人は少数だって言いたいんだ。それならどうしてわたしがこんなにもてるのかって話です。あのね、わたしはずっと、いかにやさしく自然に自分を見下させるか、いかに自分を格下と感じさせるか、狙った相手にいかにして「こいつは差別してもいい」と思わせるか、その戦術ばかりを練ってきたの。だからばかみたいにもてるんです。 ねえ、マキノさん、尊敬しあって愛しあう人なんか、いやしませんよ。どこかにはいるんでしょうけど、すっごく少ない。だからマキノさんはもてなくて、わたしはもてるの。 みんな差別したいんです。差別できる相手を内心必死で探している。わたしはそれを供給してあげてるんです。差別はいけませんねという建前が行き渡ったこの世の中で他人に指さされない程度にマイルドな、でも満足感の高い差別対象を。人権意識の網の目が取りこぼす愛の巣の中でなら、もっともっと満足できることが増えます。そうしてもいいのよというサインを上手に出してやる。わたしが持っているのはそのための技術と、そんな気持ちいい相手をなくすのが怖いから暴力を振るったりはしないでおこうという危機感を持たせる技術です。「女のくせに」と言いたくてたまらない連中に「あなたの割り当ての『女』はこれですよ」というふうに差し出してやるんです。そうすれば、マキノさんも明日から、ばかみたいにもてますよ。わたしが保証します。”— 被差別売ります - 傘をひらいて、空を (via dontrblgme404)
(Source: kasasora.hatenablog.com)
“菅原道真が遊びもしなければ家庭も省みない勉強一代男として学の分野で君臨せんとするまさにそのとき、わずか16歳にして大貴族藤原の息子、藤原時 平が出現する。この男、権門の子弟ということで日本版科挙も受けずに参内するという裏口っぷりを発揮する(が、政治は不可解なものだから、このシステムも 実はここぞというときには機能することもあるのだな、と後でおれは気付く仕組みだ)。 発揮するのは良いのだが、当時、女がすなる和歌で恋歌ばかり詠むに長け、あっちに美女がいればあっちへ出向き、こっちに美女がいればこっちに出向 き、歌を贈ってはねんごろになるという堕落者である。親父のコネで出仕したのは良いけれど、どう考えてもあそびをせんとや生まれけむな男である。 一方、道真は毎日漢文を読みあさり、勉強しまくり、家族を顧みず、という生活。それでも和歌に心を動かされることもあるが、ひらがなで書かれたもの をいちいち漢字で書きなおすという硬骨ぶりを発揮する。真の漢は漢字を使い、ひらがななどでは文章をなさないのだ、という確固たる信念あり。 さて、官僚はときどき配置換えをすることで、見識をむりやり広めたり妙な縄張りを作れないようにしたりすることは、平安時代でも行われていたわけで、菅原道真も四国の長官に赴任することになる。 そこで驚いた。住民はみんなぼろを着て、字(道真にとっては漢字のこと)も読めずもちろん書けず、どこかへふらふらいなくなってしまう。 律令制度は土地を国家が持ち人頭税を徴収することを基礎としているから、食えなければ逃げるしかないからだ。 これはいかん、と菅原道真は考える。 農業を育成するには、土地に人を縛る必要があり、土地に縛られていれば逆に落ち着いて文化を甘受することもできる。つまり、律令制度には致命的な欠 陥がある。つまり、人頭税だ。(戸籍制度が適当だから逃げられる時代はその致命的欠陥は国家にとっての問題ではあるが、戸籍制度ががっちり組まれるとその 致命的欠陥は国民のものとなるのだろうな、と恐怖を覚えたりもするのであるが、それは余談と予断) こういうときこそ、中国に聴け、と菅原道真は考える。拝外主義者である(ひらがなを絶対使わないわけだし) かくして都へ戻って遣唐使を出そうといろいろ進めていくと、中国の情報が入ってくる。黄巣の乱というのがまきおこっていて中国の政治状況がおかしくなっているらしい。 うむ、律令制度の本家もだめなのか。 愕然とする道真。 しかし、学があるということは良いことだ。 自ら新たな政治の枠組みをついに考えだす。 それが、地代だ。すでに荘園の萌芽があるが(班田収受の法から時代もたっているわけだし)、それを利用し、土地に税金をかければ良いのではないか。 さっそく建白書を作り新たな税制を作り、人頭税を廃止し…… そこに貴族が猛然と抗議をするのは当然であるが、そうは言っても国家存亡の危機にまで実は国家財政が傾いているので、そのあたりはなあなあにできそうではある。 しかし、道真改革に対して、猛然と反旗を翻したのは他ならぬ部下の官僚たちであった。なんと、学問の王様の道真ともあろうお方が、われらが模範たる先進国、中国由来の律令制度を否定するとは、四国でおかしな食い物でも食ったのであろうか? かくして日本で最初の公務員によるゼネストが敢行されてしまい政務がストップしてしまう。 予算審議の最中に政治の空白が生まれる状況の始まりである。 官僚がそっぽを向いてしまうとどうにもならないので、それまで女遊びが過ぎるとして軽く見られていた藤原時平(道真の右大臣と並んで左大臣になって いはいるが遊んでばかりいるので誰からも相手にされていなかった)にみんなの注目が集まる。国家存亡の危機なのはさすがに殿上人にもわかっている。下級役 人にもわかっている。 さて時平も困った。 が、女心を自在に操るまでに至ったこの男、状況把握のセンスがある。 とりあえず、まとめると ・人頭税をやめて土地に税をかけるべき(学問の神様の結論なのだから正しいと考えるべきだ) ・先進国中国由来の律令制度を変えるということは、官僚たちの知的基盤、あるいはアイデンティティの破壊となるので、それは不可能だ(というか実際に政務が滞っている) つまりジレンマですな。 しかし、と、時平は考える。これがジレンマになるのは、後者の代表が前者を持ちだすことの不整合に由来しているのではなかろうか? そこでまずは道真に退場を願うことにして、うまいこと九州へ追い出した。ストを打っていた官僚たちも、土地に税をかけられることに戦いていた貴族たちも大喜び。 再び、しかし今度は時平を中心に政務が回り始める。 しかし、と、時平は頭を悩ます。へたすると結局道真と同じわだちを踏むことになるからだ。いずれにしても、道真改革は実行しなければならないわけ で。いくら自分が大貴族の御曹司といったって、部下の官僚がストを打ったら手も足もでないのは、あの誰もが尊敬する道真が手も足も出なくなったことから明 らかだ。 そこで、しょうがないので打開策を探るために勉強をしていてふと気付く。この漢字の塊のような文書群が、官僚たちを中国万歳、先進国の成果を後進国 は受け入れていればよいのだ、という安易な考え方のもとになっているのではないか? っていうか自分の国のことは自分の頭で考えろよ常考。 そういえば、故郷のお寺の教えに、やまとことばはことだまでどうしたといかいうのがあったが、じっさいのところ、われわれがはなすことばとかくことば、これのかいりがかんりょうたちに、みょうなこていかんねんをうえつけていると、かていしよう。 そんな仮定ができるのは、この男が恋歌ばかりを作っていて、試験勉強のために漢文を詰め込まなかったからだろう。つまるところ、時平は他の官僚や大臣と異なり、漢字にも中国にもこれっぽちも未練はないし自身のアイデンティティもないのだ。 まずは、この国はこの国、やまとのくにだということを世に示すことから始めよう。そうすれば自ずと道は開けるに違いない。 そこで、天皇に歌はいいですよいいですよと吹き込み(おそらく財政問題のこともあり、醍醐天皇と時平は共同戦線を張っていたのは間違いないだろうと 思う。道真追放にも醍醐天皇が積極的にかかわっていたようでもあるし)、歌集の作成の許可を取り付ける。次に、下級役人の中でも特にばかにされまくってい る平仮名遣いを集めてきた。紀貫之たちだ。 まあ、というわけで、おれはひらがなで歌われる歌の良さを広く世に問うことにした。おまえらがんばれ。 なんと、自分たちの文学に初めてお墨付きを得られるとは! 紀貫之たちは感動してさっそく歌探しの旅に出る。足かけ3年かけて地方の旧家に残る文書やら木簡やらから歌をいっぱい集めてきた。 しかし、困りましたぞ、と貫之たち。 何が? と時平。 出てくる歌はみな、恋の歌ばかり。これではかっこがつきません。 うーん、と時平。恋の歌は良いものだが、確かにそれでは、説得力がないなぁ。やまとのくにはこいのくに、というわけにはいかんだろうし。 おおそうじゃ、と時平は面々を見て気づく。おまえらが作ればいいじゃん。 なんと、われらが作った歌をわれらが選んで載せて良いのですか? だって、おまえらしかいないじゃん。 大感激した紀貫之たちは、歌詠みの本領発揮しまくる。ひらがなだからこそ可能な掛け言葉やらおのまとぺやらを駆使して、季節の歌やら風景の歌やらを作りまくる。 かくして、古今和歌集が完成した。 おお、これは読みやすい、と天皇も大感激。 さて、欽定の歌集とあれば、これこそ我が国の文化の道標、それまで漢文にあらずんば文にあらず、とひらがなをバカにしていた貴族も官僚もみな古今和 歌集を読み、ひらがなに親しむ。いやぁ、恋とは良いものですな、いやいや季節のうつろうさまもまた良いものですよ、という調子だ。 いや、わたしは漢文以外は文とは認めませぬというのは、官場においては新しき文化の風潮に乗れぬ愚か者ということとなった。 さらにこの文化風は吹きまくり、寝殿造りのような建築分野、十二単のようなファッション分野にまでおよび、国風文化とまで呼ばれるまでに至った。 さて、諸君、我が国の財政は危機に瀕しているのはみなさん先刻御承知の通りだ。律令制度はしょせん外国の制度に過ぎぬ。我が国には我が国の美しい文化があり、それにみあった制度があるべきではなかろうか? うむ、そうかも知れませぬの。 かくして、時平は無事、律令制度からのランディングに成功したのであった。 そのころ、九州の地で道真は辞世の歌を七言律詩で書いていた。”
(Source: 3tristes3tigres)
“1/3)カマキリのメスは交尾の際、オスを食うことがあると言われます。先日こんな研究が…。「栄養状態のよいメスは通常、オスを食べたりしない。だが、栄養不足だと90%がオスを食う。しかも、交尾に至るのは約半数にすぎない。1匹食えば栄養状態は33%改善し、繁殖力は40%向上する(続) 2/3)ならば、カマキリのオスとしては栄養状態のよいメスを選ぶべきである。そこで実験。栄養状態が「良い〜悪い」の4種類のメスを準備する。メスの姿が見えない状態でオスに選ばせる。一番人気は…栄養状態最悪のメスだった…。なぜか。(続) 3/3)じつは栄養状態最悪のメスは『交尾OK!』を意味するフェロモンを発してオスを誘引している。その目的は交尾ではなく、オスを食って栄養とし、繁殖への力を得ることである」という論文。K.バリー博士@insectmatingMQの研究☞http://rspb.royalsocietypublishing.org/content/282/1800/20141428 …”—
https://twitter.com/TokyoZooNet_PR/status/561786637131071489
https://twitter.com/TokyoZooNet_PR/status/561786676712718337
https://twitter.com/TokyoZooNet_PR/status/561786718106312706
(via bgnori)
身につまされる
(via tamejirou)
ゴジアオイという花、凄く興味深い性質だったので紹介 「植物界のサイコパス」と称している方もいて、ピッタリだと思いました とても好きです
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( 迅王牙乃彩雷 さんのツイート )
(Source: twitter.com)
“大抵の人間は、朝の居場所がわかっていれば午後の居場所を90%の精度で予測ができるという。普通の人間は同じパターンを繰り返しているからだ。実験では予測精度が80%を下回った人間はほとんどいなかったらしい。 逆にこのパターンから著しく逸脱した移動経路の人間は一般人ではなく、テロリストの可能性がある。FBIはそうした経路の逸脱パターンで犯罪者を発見して尋問している”— 情報考学 Passion For The Future (via gkojax)
(Source: picapixels)




